お遍路さんに取材しちゃいました!

新町橋で、お遍路さんがいましたので、
「結願したの、それともこれから?」と聞くと・・・

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彼は山口県の田中さん(40)。香川の善通寺からの出発で、今日で20日目、全行程のだいたい半分です。
「ずっと、野宿で今日もどこかで寝るが、絶好の機会なんで、見物中です」と夕食をお接待しょうとさそったら、「さっき駅前のロッテリアで目一杯食べたところ」って。ロッテリアとお遍路さんというのもいいですね。7月の台風のまえの暑さより、いまはだいぶ過ごしやすいというけど、ここまで、民宿、旅館無しの野宿はすごい。「でも、野宿はいいことがあるんです。夕べも流れ星5つ見ました」せっかくだから、写真をとろうというと、「うれしい、これまで一枚も写真を撮ってなくて、いい記念になる」阿波おどりとお遍路さん。さっそくプリントして、送ってあげたい。

あるお遍路日記の中にあったことを思いだした。
歩いていると、おじさんが出てきて、突然、写真を撮ってくれた。納め札を要求されたので、渡して別れた。(納め札:お参り記念の、住所を名前を書き込んである細長い紙)数日して、家に連絡を入れると、写真のハガキが届いていて、ゲンキで歩いていますという一行があったという。差出人不明の、家族への便りという粋な計らい。

文・写真/宮本