「踊りは? スペシャル!!」三谷郁彦(NPO法人 スペシャルオリンピックス日本・徳島 会長)

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「踊りは? スペシャル!! やっとさー、やっとさー!!」

no9_2.jpgスペシャルオリンピックス連はいつもの掛け声で、色華やかな提灯、ライトアップされた市役所前演舞場をアスリートたちが藍紺に赤のポイント、背中には世界中の仲間が手と手を結ぶ様子を記したシンボルマークが白抜きでくっきり生える最高の衣装で元気に踊りこみました。自由なままの躍動的な男踊り、照れくさそうはにかみながら踊る女踊り。それぞれが観客に「私たちを真正面から見てください!」と訴えかけるように踊りました。

スペシャルオリンピックスとは、知的発達障がいのある人たちに日常的なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組識です。私たちは、知的発達障がいのある人たちを「アスリート」と呼んでいます。

スペシャルオリンピックスの目指すものは、アスリートを中心にその家族とボランティアが一体となって活動を進めることにより、彼らの運動機能向上、身体的な発達促進ばかりでなく、チャレンジ精神や勇気を培い、目的達成の喜び、生きる喜びを共感、共有することを目指します。SOはひとりひとりの個人が自然に、あるがままに受け入れられ、認められるような社会になることを願っています。

知的発達障がいのある人たちに対して、まだ社会は偏見的に捉えていると感じます。彼らは「できない人」だから養護という言葉通り守らなければいけないと・・・・・・

no9_3.jpgでも、それは違うと思ったのは、生き生きと阿波踊りを楽しんでいる、上手に踊りたいと一所懸命練習している姿をみて、彼らこそこの世知辛い世の中にとって必要な人々だと。素直で純粋で愛らしい彼らは、周りの人たちに、「やさしさ」を教えてくれる天使のような存在です。

彼らは、「できない人」ではなく、「できる人」なのです。チャンスさえあれば何だってできます。社会の人たちが彼らを真正面から見つめて、社会にとって大切な一員だと気付いていただければ、彼らが世の中を変えてくれるでしょう。

「来年は、もっと上手に踊りたい」「来年は、鳴り物をしたい」など夢を膨らませ、また練習が始まります。

■スペシャルオリンピックス日本・徳島サイト
http://www.son-tokushima.or.jp/