えっとぶりコラム

えっとぶり

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ことしの「えっとぶりうちわ」ができた。7年目になる。
扇ぐ阿呆の会は9年目を迎えたが、
当初は会のメンバーも加わった素人連があって、
1日だけ街角に出て、主に輪おどりをしていた。
ある時、とりまきの人たちに「一緒におどらんで」と声をかけたら
その輪がどんどん広がった。
いろんな人が心から楽しんでいるのが、とても心地良かった。
街中がぞめき、うまい、へた関係なく、老いも若きも沸き立ってくる笑顔。
これが阿波おどりのいいところだと感じた。

そして、翌年。
「みんなでえっとぶりにおどらんで」と呼びかけようと、うまれたのがこのうちわ。
お盆だから帰省して、「えっとぶり!」
離ればなれになった仲間が出会って、「えっとぶり!」
昔、おどっていたが、子育ても一段落して、えっとぶりにおどる。
鉦や太鼓の音にさそわれて、家族揃って、えっとぶりに街に!
阿波おどりには「えっとぶり」が似合うんです。

素人連は消えたが、なつかしい阿波弁の響きもあって、
県内外で毎年このうちわを待ってくれる人がいる。
「えっとぶりうちわを見たら夏だ!」という声も聞こえるようになった。
今年はちょっと少なく4000本をつくった。
会員が思い思いに配布しているが、
新町橋北詰広場のだれもがおどれる「新町橋よいよい囃子」で
おどりの幕間で配られているのが一番数が多い。


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両国橋南おどりステージ壁面パネル「えっとぶり」


     宮本 光夫