NEWS & 活動報告[2006]

『扇げば、楽し、阿波おどり。』展終了!

とき : 2005年8月12日[土]~15日[火]終了
ところ : 両国橋おどり広場(両国橋南詰)

恒例となった両国のパネル展です。今年は「第28回日本文化デザイン会議」の"にぎわい88"イベントに登録したことに因んで、"AWA-ODORI Live Shot88"というテーマでデザインしました。
ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

Design/木川隆志、Photo/幸田青滋

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「えっとぶりに踊らんで!」キャンペーン終了!

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「夏へ、帰ろう。」というキャッチコピーが、
本年度の公式ポスターに採用されたことが、この企画の始まりでした。

一昨年までノー・コピーが慣例だったポスターに、
JRのキャンペーン広告みたいな悠長なコピーが受け入れられたことは、
とても画期的なことだと思いましたし、
それだけでは終わらせたくないという、個人的な思いがありました。

実を言うと、僕にとって阿波おどりは、
故郷とか、方言とか、両親とかと同じくらい近親憎悪の対象でした。
どうして、徳島といえば阿波おどりなのか。
どうして、徳島出身というだけで、宴席で阿波おどりを強要させられるのか。
どうして、春でも、秋でも、冬でも、催時といえば阿波おどりなのか・・・。
バカじゃないから、その良さは分かるけど、鬱陶しい存在。
それが、僕にとっての阿波おどりでした。

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三年前にこの会がスタートして、僕は20年ぶりにやけっぱちで阿波おどりを踊りました。
で・・・とても、とても、とても、楽しかったことを、今でも鮮明に覚えています。
年を取ったせいかもしれませんし、参加したTGD連の高張提灯に書かれた
「いっしょに踊らんで」という言葉にシビれたからかもしれません。
いずれにしても、「阿波おどりって、すげえー」って、
子どものように素直に思ったのでした。

僕みたいにひねくれた人は少ないかもしれないけれど、
何らかの理由で阿波おどりに疎遠になった人たちは多くいるだろう、と思いました。
その人たちに、僕が味わったような興奮や感動を経験してもらいたい・・・。
前フリが長くなりましたが、それがこの企画を提案した動機です。

ちなみに阿波弁も、阿波おどりと同じような位置づけにあると思います。
だから、セットにしてもハマるのでしょう。

今回の「えっとぶりに、踊らんで!」企画は、
荒削りで、いろいろと分かりにくいところもあったと思いますし、
いろんな批判もあるかもしれません。
ま、でも、そういう方が面白い、と僕は思います。

想像以上に、うちわを欲しいという人がいたり、
えっとぶり!と叫ぶ若者たちをみて、結果は上々だったんじゃないかなあと
勝手に思っています。

最後になりましたが、協賛連の皆様、唐突なお願いに快くご協力いただき、
たいへんお世話になりました。ありがとうございます。
僕たちが企画する遥か前から、ずっとこういうことを考えてこられたことに、
改めて敬意を抱きます。また、機会がありましたら、ぜひ一緒に何かやらせてください。

おおよそ総括にもなってないと思いますが、そんな感じです。
年に一度、帰れるところがあるのは、とてもシアワセなことだと思います。

また来年、阿波おどりで、お会いしましょう。

(文:新居篤志)

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ご協力いただいた連のみなさま

徳島市の阿波おどり

・福島流 阿波ぞめき「渦の會」 (8/12~15)
・東洋大学連(8/13、14)
・徳島県建築士会徳島支部まちなみ連(8/12、14)
新町橋の阿波踊り (8/12~15、18:30~)
スペシャルオリンピックス連(8/12)
TGD連[徳島グラフィックデザイン連](8/13、15)
・鳴門教育大学付属養護学校「ふよう連」(8/12)
・苔作(8/13、15、両国橋南詰め大岩食品前 20:30~、雨天中止)
・徳島商工会議所連(8/14)
・徳島大学ホノルルマラソン連 (8/12)

特別協賛

「新鮮なっ!とくしま」号
場所=東新町商店街入口付近(8/12~15 19:00~20:30頃)

吉野川市 鴨島阿波おどり

・石井あいっこ連(8/14、16)

三好市 いけだ阿波おどり

・はしくら連(8/14~16、19:00~)
・若阿友連(8/14~16、19:00~)
・十六夜連(8/14~16、19:00~)
・風来坊連(8/14~16、19:00~)
・みのだ連(8/14、16、19:00~)

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「えっとぶりに、踊らんで!」 企画概要

当企画の目的は、県民のみなさんに「阿波おどり」の魅力を再発見してもらう機会を提供することです。
近年、阿波おどりに参加する人たちの固定化が進んでいると私たちは考えています。
「学生の頃は踊りに行ったことがあるけど、社会人になっては行かなくなった」
「子どもが生まれて、阿波おどりが遠ざかった」
「勤めていた企業に連が無くなったので、参加しなくなった・・・」
というような声をよく耳にします。

県外観光客の方には「にわか連」が受け皿として用意されていますが、
上記のような県民の受け皿は、とても少ないと思います。
また、一部の飛び入り参加できる連の存在も、ほとんど知られていないのが実情です。
そこで、当会メンバーが所属する「徳島グラフィックデザイナー連」を中心に、
飛び入り参加ができる連(*注)を募集し、県民に向けて広くメッセージを発信したいと考えました。

2006年の阿波おどり、えっとぶりに踊らんで?

*注 徳島グラフィックデザイナー連のように、草の根的に歩行者天国で輪踊り・流し踊りを行う、協会団体・企業に属さないグループを対象としています。

目印は、「えっとぶり!」のうちわ。

参加いただいた方には、このうちわをプレゼントします。
申込はいりません。参加料もいりません。
「えっとぶり!」のうちわを見つけたら、恥ずかしがらずに踊りの輪の中へ。
肩の力を抜いて、気楽にどうぞ!

●プレゼントするうちわは数に限りがありますので、ご容赦ください。
●浴衣でも私服でもご自由に。お子さま連れも大歓迎。
●ちなみに桟敷で踊ることはほぼありません。

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「選抜阿波踊り大会06 前夜祭」のチラシ完成!

「選抜阿波踊り大会06 前夜祭」のチラシができました。
今年は『アスティ徳島』が会場になって10年、という記念の大会でした。

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Design/鶴田幸久 Writing/新居篤志 Photo/幸田青滋

2006阿波おどり公式ポスター完成!

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本年度の阿波おどりポスターは、新しい試みとして2枚1組の連作を採用しています。
昨年同様にキャッチコピーを立て、メインビジュアルと一体感のある表現をおこないました。単独で貼られた場合にも訴求力があり、2枚連貼りするとさらに相乗効果を生むよう留意してデザインしています。
表現テーマは、「夏へ、帰ろう。」。1枚目のビジュアルには「総踊り」の壮観な写真を用い、本場徳島・阿波おどりのスケール感、ダイナミックさを表現。2枚目のビジュアルには、「女性と子どもの踊り子」を被写体にした、ほのぼのとするワンシーンを用い、阿波おどりのもう一つの側面である叙情性や伝統文化の継承を表現しました。
阿波おどりを通して、県外観光客に「情熱の街、徳島」「心の故郷、徳島」をメッセージしたいと考えています。

Design/木川隆志、鶴田幸久 Writing/新居篤志  Photo/幸田青滋